せどり転売で利益率を重視するのか、回転率を重視するのか、悩んでしまうせどらーさんは多いですよね。
利益率が高い、それでいて回転率も高い商品に出会うことができれば最もいいのですが、利益率が高い商品で回転率を上げることのできる商品というのはほとんどありません。
今回は、利益率の高い商品、回転率を上げること、どちらがせどり転売をする上で有利になるのかを考えていこうと思います。
せどりで利益率の高い商品の代表:廃盤商品
たとえば、せどりで扱う商品の中で利益率の高い商品の代表が「廃盤商品」です。廃盤商品は利益率が高い上に、しばらくの間寝かせておけば、さらに利益を上げることができる商品です。
たとえば、仕入れた廃盤商品を6ヶ月くらい在庫として持って寝かせておけば価格は2倍、3倍とどんどん大きくなっていきます。2倍、3倍と価格が大きくなっていけば、利益率も非常に高い商品になっていきますよね。
しかし、いくら利益率の高い商品になるからといって、1度仕入れた商品を6ヶ月、半年も在庫として持っているのってかなりの資金力が必要になりますよね。
しかも、ほとんどの場合、Amazon(アマゾン)を販路にして、FBAを使っていると思いますので、Amazon(アマゾン)の倉庫に保管しておくための手数料も発生することになります。
そのため、利益率の高い商品を重視した仕入れによるせどりは、資金に余裕のある人、かなりの資金力のある人しか取ることのできない戦略になるのです。
では、資金力のないせどらーさんはどのようなせどり戦略を考えていけばいいのでしょうか?
回転率を上げる仕入れでせどりの資金力をカバーする
その戦略が、利益率を多少薄くしたとしても、回転の良い商品をリピートして仕入れることによって、回転率を上げていくことです。
たとえば、6ヶ月間在庫として寝かせた利益率40%の商品を1個転売するよりも、利益率10%の商品を1ヶ月に1個ずつ、6回繰り返して転売していく方が手元の資金を増やしていくことができますよね。
特に手元に資金のないせどらーさんについては、回転率を上げる仕入れを重視したせどりをするのが重要になっていきます。
その場合、利益率の高い商品の数が減ってしまい、全体的に利益率が下がってしまう可能性がありますが、せどり転売で安定的に稼いでいくことを考えた場合には、回転率を上げる仕入れの戦略を取った方がいいでしょう。
また、Amazon(アマゾン)よりも利益率の高い楽天などを販路にするという選択肢もありますが、ショップを運営する手間がAmazon(アマゾン)よりもかなり増えてしまいます。
時間がある場合には選択肢の1つになると思いますが、専業でも時間がなかったり、また、副業でせどりビジネスをしている場合には、あまり現実的な選択肢ではありません。
資金力に余裕があるのなら利益率の高い商品でのせどりをやってみてもいいかもしれませんが、あまり資金力に余裕がないという場合には、回転率を上げる仕入れを重視していきましょう。
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